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November 2008

2008.11.22

湖岸で紅葉がじゅうたんのようでした

 西の方にも山があり、カルデラに水をたたえているのでした。
 
08lakeyamagobou00
 
 ヨウシュヤマゴボウの実だと思います。
 いくつも流れ着いており、湖岸で寒気を浴びていました。
 きっとこの実の視点だったら世界はこんな感じに見えているのかなあ。
 水と空と緑と、それらが赤く黄色く色づく時間の流れと、それだけに囲まれて、実はやがてちりぢりになってゆくのですね。
 芽生えて、またそれらをいつか眺めるために。
 
 
08mapleleaf00
 
 丈の低いカエデがありました。
 岩に上って、鳥瞰視点で見てみました。
 日の光をあまさずに受け止めるように広がった葉が、きれいな並びを見せています。
 
 
08leaflying00
 
 大きな葉が岩の上にも落葉していました。
 私たちによって“下等”とされているコケが青々として、“高等”であるはずの葉はすっかり生命を終えています。
 その対比を見ると、死は終わりではなくて、死んでいくことも生命が選んだことのひとつだなあという気も、いたします。
 私たちの意志で選んだのではないけれど。ずっとずっと前に選んでしまって、もう戻らないのだけれど。
 少しの間だけ生きて、元素に還ります。
 それでいいのだなあと思う頃に、たぶん、私もそうなるのだと思っています。
 
 
08brownleaf01
 
 開いてみると、大きな葉っぱはこんな表情です。
 どんな葉っぱにも、それぞれ固有の顔がありますね。
 
08brownfaceleaf00
 
 あたりを散策するうちに、こんなのにも出会いました。
 誰が見るというでもないのに、笑っていいます。
 比喩なしに、葉っぱの顔。
 
 
08mapleleaflight00
 
 さっと光が差して、つかの間のまぶしさをもたらします。
 偶然、こんな感じに撮影できました。
 1億5000万キロメートルも離れていたって、太陽が届ける光はこんなに豊か。
 油断していると、目をやられてしまうわけですね。
 うわ、まぶしい~!
 なんて(笑)。
 
 
08mapleleaflight01
 
 と、日が陰るとふだん通りに。
 秋風の寒さを思い出します。
 
 
08redmountain00
 
 先日の山は南側が開けて都市部を眺めることができました。
 こちらは、東側が開けています。
 色合いもパッチワークというよりはグラデーション気味でしょうか。
 なんだろう、植生の違いなのかもですね。
 シラカバもほとんど見られませんでした。
 
 
08mountaininred00
 
 温泉街が眼下に見て取れます。
 ちなみに伊香保温泉です。
 
 知っている方で旅館経営していた方がいるのですけれど、メインストリート沿いにあったその旅館が閉館になっておりました。
 今年の年賀状にはひさしぶりにお話ししたい、なんて書かれていたけれど、お電話することもないまま11月になってしまっておりました。
 反省……(^^;
 今年はいろいろな出来事が多すぎて、例年よりだいぶ不義理を重ねてしまいました。

 少しずつ、やりきれなかったことをこなします。
 ちょっとずつ楽しみも増やせたらいいなあ。
 心を丈夫にするために。

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2008.11.15

秋の外輪山と展望台に

 紅葉の山に行ってまいりました~。
 と、時間が経っているので、アップトゥーデイトな紅葉ではありません。ごめん~(^^;
 
08observationdeck00
  
 展望台からは道路の直線がきもちいい。
 手を繋いだカップルも、ご高齢の方々も、できたばかりの新しい展望台に足を運んでいました。
 これは展望台から少し降りたあたりの道で撮ったものです。
 人が多すぎて、展望台の写真を撮っていなくて「しまった~」という心境です。
 
  
08shirakaba00
 
 ふわふわ綿毛のカヤの向こうに赤と白と、空の青。
 夏もいいけれど、秋も、シラカバはいい味が出ているような気がいたします。
 
 
08autumuncolors00_2
 
 山はつぎはぎ、パッチワークのよう。
 自分が移動すると山も色もまるごと動いていき、形もどんどん変わり続けます。
 すごく、おもしろい。

 景色を楽しみながら、車でぐるぐると山を上がっていきます。
 オートバイも多いのですよね。
 天気のいい秋なんて、もっともいい季節なのじゃないかしらん。
 
 
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 山頂付近のカルデラ湖、ちょっと寒いけれど、ボートも浮きます。
 
 
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 寒いから、買い食いが楽しい~(笑)。
 ピザまん、ちょっとだけべちゃっとしていたけれど(^^; あったかくておいしかった!
 寒さの中で温かいものを食べたり飲んだりするとき、人間に生まれてよかったな、文明ってすばらしいなと思います。
 温かいと、安心するよね。
 
 
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 弦楽器のような、団扇のような形の木の実です。
 すっかり緑色が抜けきってうす茶色くなった草が、枝をたわめて実を垂らしていました。

 秋が豊かなのは、その前の強烈な夏の日差しをいっぱい浴びたから。
 私たち人間には辛いその季節に、たくさんたくわえたからなのですね。
 
 

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2008.11.10

あたたか石焼きユッケビビンバ

08ishiyaki00
 
 脈絡はないのですけれど、大きな鉢で焼いた石焼きユッケビビンバをいただいたので(^^;
 こんなに大きな鉢(でいいのかなあ(^^;)にたっぷり入っています。
 3~4人前だそうです。
 友人と一緒に行ったので、いくらでも食べられますとも!
 
08ishiyaki02_2
 
 ぐわーっとしゃもじ(ですよね!?)でよそいます。
 お姉さんが写真を快諾してくださってよかった~(^^;
 
 
08ishiyaki01
 
 盛りつけると、かわいい感じに。
 このあと肉を焼くので、これでちょうどいいのです。


08karubisumibi00
 
 カルビが来ました。
 焼きますよー。
 炭火からすごい煙が上がって、全体的に白っぽく写ってしまっています。
 友人がもってきたカメラで撮ってもらいました。
 私は携帯電話で何枚か撮ったのですけれど、まだデータをPCに移していないのです(^^;
 
 おいしかったけれど、食べ過ぎました。
 ちょっと反省~(^^;
 

 

 

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2008.11.06

『忘れられた鉄の道の上に』(五枚)

 披露宴の余興で、僕たち三人はコブクロを歌った。
 YOUという曲を選んだのは、新郎の伴多(ともだ)が新婦である悠乃(ゆの)をずっと支えていく、というメッセージを伝えたかったからだ。

「百点満点!」
 酔った新郎に言われるのは、悪い気分じゃない。三次会は五人だけになった。僕たちは高校時代から数えて十年一緒に居続けた、世間で言うところの“仲良しグループ”だ。伴多、柏原、留目(とめ)、僕、そして悠乃。男が四人で女が一人の変則グループだったけど、最初から伴多は悠乃のことが好きで、高校を出る頃には二人は恋人だったから、色恋のトラブルとは無縁だった。
 伴多が僕のコップにウーロン茶を注ぎに来た。
「ほんっと、ダイの歌は聞き惚れるよな。それで女を何人振ってきたんだっけ?」
 もう歌の話はいいって。
 柏原と留目が間に入る。
「ばあか、お前たちがちゃんとくっつくのを確認しなけりゃ、俺たちが先に身を固められるかってーの」
「そぉそ。ダイはお前らのちっとも進まない結婚話をいちばん近くで見てきたんだかなら。こいつのときはぐずぐずしないぜ。あっという間に煮え切るぜ」
「そうだぜ、ダイは煮え切る男だぜ」
 なんでかな、二人とも僕のレンアイのフォローをしているように聞こえるんだけど?
「大バカ三太郎が! 今日の酒の肴はオレじゃねーつの。バンとユノ、おら、ウーロン茶もっと飲め」
 と言うと、悠乃からつっこみが入った。
「ダイってば、ウーロン茶は酒じゃないし! あんた二次で飲み過ぎた?」
「大悟、ダイジョブ、グッジョブ。イエス、ウィー、キャン。オバマまだノメマース」
 やっぱこいつダメだー、と四人がバカウケした。
 でもあれ……っ。僕は急に体に痛みが走ってうずくまった。痛い。胴の上半分全体がぴりぴり痛い。
 四人にはやっぱりちょっと飲み過ぎたみたいだ、なんて言ってトイレに駆け込んだけど。どうもおかしい。痛みの中心を探ってみると、どうやら心臓のあたり。攣るように痛い。
 個室に入ってうずくまる。吐き気は……しない。心臓を両手で抑えて、じっと身をかがめて耐えた。
 うん、大丈夫。収まった。痛みはない。引きつりも、ほとんど消えて、気にならない。
 ふと、個室の小窓から外に視線を投げた。電灯はないけれど、幸いの月夜だった。
 トイレの裏に鉄条網があって、その向こうに古い線路が見える。
 いつか終着まで乗ろうと思っていた。
 うちの高校は市の外れにあって、不採算になったローカル線がそばを走っていた。今日の三次会は高校のそばを選んだのだった。
 あのとき乗ろうと誓った線路。
 隣県との境を、数十キロも伸びていて、山や川や谷に沿ってたった一両のディーゼル車が走るのだ。観光列車として赤字ながらも助成金を得て細々続いてきたと聞いているが、五年ほど前に完全に廃線になった。
 あの頃からは、もう十年経った。もう車両は走らない。
 せめてこの足で少し線路の上を歩けたらな。
 そう思いながら、手を洗ってトイレを出た。
 したら、扉の外でこっちに来る新婦と出くわした。
「電車はもう見えないんだな」
 と言うと、
「え、なにそれ? まだかなり酔ってんの?」
 と、話が通じていない。当たり前か。
 黙っていると、弱くなったのは年のせいかぁ? と上げ調子で言われて額を小突かれた。
 ふいに言葉が喉からせり上がってくるのを感じた。

 ――お前が嫁になんか行くからだよ。

 まったく意外で、僕自身とても驚いた。もちろん、実際にもそんなことは絶対に言えなくて、僕はなぜかわからないけど必死に錆びた鉄の道の先を思い出そうとしていた。なんだよ、僕というヤツは結婚式の、それも三次会でこんなにあわてていやがる。
 流れる時はとても速くて、たぶん僕が僕の気持ちに気づく前に、とっくに大事なところを通り越してしまっていたんだろう。
 想像の中で、淡い月明かりの中、レールが錆びて横たわっている。その周りに草が茫々と風になびく頃になってやっと、僕は僕の気持ちを置いてきたことに気づく。
 だから、最後まで笑っていよう。
 悠乃の背中をどんと押して、さあさあ戻った戻ったと新郎の待つテーブルへを追いやった。
 ゆっくり呼吸を整える。そのあと、みんなのところへ顔を出して「涼んでくる」と告げ、僕は裏手に回る。鉄条網はところどころぐったりと垂れ下がり、乗り越えるのはたやすかった。

 月の青みに染まる草を泳ぐようにかいて、線路にたどり着く。
 錆びたレールを隔靴に感じて、強く踏む。
 ガン、ガンと、年月が過ぎても鉄は鳴る。
 錆びたことを忘れて、鳴る。
 僕の月日の数だけ、靴が鉄を鳴らし続ける。
 
 
-了-
 
 
(※作家でごはん!鍛錬場 三語即興文投稿作品:お題【廃線】【満点】【披露宴】)

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2008.11.02

トリックオアトリート?

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 ハロウィン仕様かなあ?
 カボチャの案山子。
 私の場合は大人になってから好きになった野菜です。なぜか我が家では子どもの頃、カボチャを使った料理が食卓にのぼりませんでした。誰か嫌いな人がいたのかな……?
 シンデレラのカボチャの馬車なんかも、初めてのカボチャとの出会いがそれだったものだから、べつだんみすぼらしい印象もありませんでした。童話の世界での記号も、時代や社会が異なれば伝わりにくいということになるでしょうか。
 と大げさに言うようなことではなく、私の家ではたまたまカボチャになじみがなかったというだけでしょうね(^^;
 
 
08bigpumpkin
 
 大きさと色彩とのコントラストがいいですね~。
 おいしいし、栄養満点だし、保存にもすぐれているし、いい野菜です。
 ついでにこんなに楽しい~。
 
 
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 ハロウィン仕様と言えば、人間もハロウィンの姿に。
 シープドッグショーを見せてもらいました。
 
 
08sheepdogsow01
 
 ニュージーランドからいらしたトミーさん(で合っていると思います(^^;)。
 ぎざぎざふちのマントがよく似合う~!
 
 
 ちゃんと、牧羊犬が何頭もいます。
 犬笛で機敏に動きます。
 ヒツジたちもなぜかイヌたちの誘導には素直に従います。咬んだり吠えたりしなくてもいうことをきくのが不思議。

08hachinosu00
 
 ころん。
 ハチの巣が落ちていました。
 もう、命が一巡して、深い眠りの季節に。
 
 ジャックオーランタンにも、おやすみなさい。
 

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