« りんご狩りに行ってきました | Main | 秋の生き物 »

2004.09.25

『ももんじ屋にて』(十八枚)

「奥州平泉への俳諧の旅はどうだったって聞くのかい。そりゃあもちろんよかったさ。芭蕉翁にはいささか劣らないでもないのは否めないが、なかなかどうして、いい旅だったよ。なんだって、俳諧の出来を見てやろうだって。爺さん、あんたも俳諧をやるのかい。ああ、だけど、今度、今度な、今度また俺の作った傑作の数々を見せるから。まあ、今日はお互い近づきのしるしだ、もう一杯やりなよ。いいんだ、いいんだって、ウチはこうみえても幕府の御用達の材木問屋でな、いやいや、そんなことはどっちだっていい。それよりも俺は嫁さんを見つけてきたんだよ。奥州の旅で嫁さんを連れ帰ったってえのは、ちょっと珍しいだろ。春子は、嫁の名前が春子というんだけどもね、春子は、不運な女でさ、もともと身よりのない天涯孤独の身の上、そのうえその日は山に茸狩りに入ったところを猟師に獣と間違われて一発ドオンと喰らったというんだな。猟師は驚いて逃げちまって、俺が通りがからなければ命がなかったらしい。悪いことに太股を撃ち抜かれて、自分で歩いて助けを呼ぶこともできず、這うようにして街道筋まで下りてきて気を失ったというんだ。気の毒ったってない、というよりよくそれで死なずに済んだってもんだわな。それで、俺も肝をつぶして、両脚は赤黒く血まみれ、そのいっぽうで顔も首も腕も蝋でも塗りたくったようにまっ白の春子を旅籠に連れて行って医者はどこだの大騒ぎさ。そのまま見捨てておくことがどうしてもできなくってね、三日三晩つきっきりで看病したんだよ。え、何だい、そんなに入れ込むなんて、その人はさぞ美人だったろうっていうのかね、そりゃあ、まあね、美人と言えば、美人かもしれないねえ。何せ北の方には肌が餅のようにすべすべとした美人が多いって言うしねえ。俺の口からは今は女房になった女の色のこたあ、言えないよ。そんでまあ、春子の怪我の方だが、若いのが幸いしたのかもしれないが、旅籠にかつぎこんで四日目には歩けるようになった。春子という名前はその時に聞いたんだよ。なんでもずっと前に亡くなったおっかあが、冬に生まれた娘だけれど、春のようなあったかい世の中を渡っていけますようにと願ってつけたとか。親を思う心はいつでもまさに春のあたたかさだよ、そう思うね。ん、なんだい、なまぐさを焼いたのをここでは出すのかい、近頃はみんななまぐさを平気で食うようだね、ああ、ずいぶんいける人もいるようだね、西洋の方では皆こうしてなまぐさばかり食っているのだと言う人もあるね……。いやいや、勧められても俺は食えないんだ。爺さんは遠慮なくやってくれ。それで春子の話だけどね。俺のほうに両手を合わせて、こんな親切を人からされたのは生まれて初めてだと泣くんだよ。大きな目からぽろぽろと涙をこぼしてね。ここにいてもいいことはひとつもなかった、身よりもないから未練もない、だから私も江戸に出てみたい、と言い始めてね。どうかあなたの連れということにして同行を許してはくれまいか、と言われたんだ。手形はどうする、ただ連れでござると言って通してもらえるものじゃない、と俺は言ったが、じつは恥ずかしながら、もうこのときは春子をどうしても嫁にしたいと心に決めていたんだな。夫婦ということになれば、どこへ出してもおかしくない話だ。お役人に袖の下をちょっと渡して手形を改めることもできなくはない、と言ったんだ。べつに嘘をついたってわけじゃないんだよ、女が一人で関所を通るとなれば、江戸を抜けようという身分あるお方じゃないかとか、そうでなくてもきっと何か人に知られたくない事情があるに違いないと疑われるに決まっているんだからね。そしたら春子はこう聞いてくる。お前様はそれでよろしゅうございますか、ご迷惑ではありませぬか、なんてさ。そこで俺は思いきって……ああ、そっちの徳利の酒もらえるかい、こんなこと素面じゃ言えないよ、おっとっと、ありがとうよ……はあ、いいねえ、染みるようないい酒だねえ。そこでだよ、俺は言ったのさ、ご迷惑どころか、俺はもしもほんとうに春子が俺の嫁になってくれたらこんなにうれしいことはないのだ、と。ちぇ、言っちまったよ。照れるね、どうも。江戸についたらあてもないのだろう、俺のところはちょっとした店(たな)だ、暮らしに不自由はさせねえから、俺のところに来ないかと言ったら春子はうれしそうに笑ったよ、にっこりと。菩薩様の笑顔のようだったね。俺は不幸せなこの娘を幸せにしてやりたいと思ったんだよ。江戸に戻ってから、ひと苦労あったねえ。親父やお袋が、文句を言ったの言わないの。せっかくいい娘を武家のどこそこから紹介していただこうと思っていたものを、お前はまだいいまだいいと嫁取りの話を先延ばしにして、挙げ句の果ては俳諧の旅だなどと言って親元から逃げ出す始末、かと思えば勝手に嫁を見つけてきたとはなんというわがまま者だ、跡取りだというのに不肖にもほどがあるなどと嘆いたさ。けれど春子は気だてはいい、江戸ではめったにお目にかかれぬ美人である上に、どこで身につけたか古式豊かな礼儀作法に通じた女でさ、これは奥州の名のある豪族の血筋ではないかなどと、二言目には家柄だのなんだのとうるさい親父のほうが世迷い言を口走りはじめる始末。きっと春子のことが気に入って、それで適当な言い訳をでっち上げたんだろう。親父がそんな風にころりと春子に参っちまったもんだから、周りだっていっぺんに旗幟を返したね。お袋や使用人達はもちろんのこと、御用達の大店の旦那がお気に入りだということで、町内のみんなが春子のことを噂したし、あれが春子だと見かけるとなんだかんだと話しかけてはちやほやした。……おやおや、爺さん、あんたけっこうな年に見えるのに健啖家だね。年を聞いていいかい。……あっはっは、下手な冗談を言っちゃいけないよ、二百五十なんて言ったらあれじゃないか、天下分け目の関ヶ原の合戦より前に生まれたことになる。笑えない、笑えない、あはははは。そんなわけで祝言も滞りなく、また華やかにとり行われてね。それから半年経つが、昨日のことのように思い出すよ。あんた、なまぐさを好んで食うね。いやいや、勘定のことを気にしているわけじゃねえんだ。今日はどうしても誰かと酒を飲んで、腹にたまったものを聞いてもらいてえと思っているんでね。爺さんがつきあってくれるなら、いくらでも飲んで食ってもらって構わんよ。そのためにわざわざ、ウチから五、六十町も離れたこんなところまで足を運んでぶらぶらと飲み歩いていたんだから。ちなみに話をここまで聞いてくれたのは爺さん、あんた一人だけだぜ。みんな自分の話はしたいが、話を聞くのは金をもらってもごめんだという連中ばかりでなあ。酒飲みってのはどうしてこう話したがりかねえ。そういう世の中なのかねえ。ところでその肉は、へえ、獺(カワウソ)かい。なに、この店は裏通りにはももんじ屋の看板を出しているのかい。おもしろい店だな。けどそりゃあ話が早いや。俺の話にもこれからそのももんじ屋が出てくるんだよ……まあ、こっから先は酔っぱらいのたわごと、笑って聞き流してくれりゃあいい。ああ、もう一杯もらえるかい、ありがとよ。さて、春子と晴れて夫婦になった俺は、さすがにそろそろ親父の仕事を真面目に手伝って跡取り息子らしいところを見せてやらにゃあと思うようになった。俺が遊び暮らしていたら春子だって肩身が狭い思いをするじゃねえか、そうだろう。だからさ。親父もお袋も、お前がこんなに変わるなんて、春子が来てくれたおかげだ、春子がウチに福を呼んだ、と大喜びで。なんだい頑張っているのは俺だろう、とは思ったけれど、春子がほめられているんじゃ、怒れねえわけさ。そんなわけで、これで春子も今までの不幸せを取り返して、がらっと変わった人生を送れるんじゃないかと思ったんだよ。……ところが、そうでもなかったんだな。あるときのことだ、ああ、そんなに身構えて聞くもんじゃないよ。たわごと、たわごと。なあ、気にしないで聞いてくれよ、爺さん、なあ。その日はいつもように親父が言い始めたんだったと思うが、今日ばかりは贅沢しようじゃないか、珍しいもんでも食いに行こうじゃないかってんで、ウチの親父、お袋、俺、春子に加えて番頭衆だのお得意先の懇意にしている人たちだのを呼んで集めて、近頃はやっているというももんじ屋に入ったんだ。爺さん、あんたみたいになまぐさをぽいぽいと胃袋に放り込む人は、正直言えば、江戸じゃあ多くないぜ。親父も俺も含めてだいたいが、なまぐさは初めて、おっかなびっくりという感じで箸をつけたわけさ。牛だの馬だの、犬だの猫だの、そうそう、あんたがさっきから何度もおかわりしている獺、それに鼬(イタチ)なんかも出てきてさ。食ってみれば、これがなかなか旨い。え、なんだって、さっき俺がなまぐさを食えないと言ったって言うのかい。よく覚えてたね、細かいことを。そうなんだ。その時からなまぐさを口にする気が起きなくてね……。まあ、聞いてくれるかい、たわごと、たわごと。その日の春子はちょっと途中からおかしくなっちまったんだ。いつもはどちらかってえと食が細い方、皆で飯を食っても一人だけ箸が進まず下手をすれば重湯で済ませてしまうような女なんだがね。その日ばかりは事情が違った。馬の刺身を最初に一切れ、口に入れたとたんに目の色を変えたようにがっつき始めたのさ。普段は物を言うのにも蚊の泣くような声で、飯時にだってろくに口を動かしたのなんか見たこともないようだったのが、まるで牛のように下あごをもごもご、ぐちゃぐちゃと音まで立てて動かしてね。まるで目の前の皿しか目に入らないかのようで、俺が話しかけても生返事しか返さない。それで、俺と、隣に座っていたお袋がちょっとおかしいと気付いた。目配せして、廊下に出させようとしたんだな。食いつけないもんを食ってある意味、毒に中ったようなものかもしれん、と思ったのさ。こそこそと春子の帯と袖を引っ張ってちょっと外の風に当たろう、食い続けたら体に悪いとかなんとか言っていたら、親父が見とがめた。親父はすっかりできあがっててね、おいおい春子をどこへ連れて行くなんて言うもんだから、それでもいくらなんでも食うだけ食えば収まるだろうとその場は思った。ところが春子の食い気はいっこうに減じない。山の物では猪、鹿、牛、馬、狼、熊、狸、獺、鼬、鳶(トビ)、山犬に猫、これらをなますにしたのも、湯を通したのも、油でちょんと揚げたのも、目の前に皿が並ぶ端からぺろっと食ってしまう。海の物も劣らず食べて、鯨、翻車魚(マンボウ)、鯛から始まり鰤(ブリ)、鮪(マグロ)、鰊(イワシ)に、鮃(ヒラメ)、鯖(サバ)小鰭(コハダ)と品書きの端から端まで文字通り一つ残らず胃袋に飲み込んだ。親父の奴が、今日はお代に糸目はつけねえから皿が空いたらどんどん出してくれやと店のもんに言っておいたもんだから、それでもまだ、あるものは羮に、あるものはお造りにと、公方様だってこんなには召し上がったことはないだろうと思うほどひっきりなしだ。それでな、いつの間にか、宴会は水を打ったように静かになっていてな。こんな声が聞こえてきた。……鬼じゃ、鬼がおるぞ……と。はじめは酔いのせいだったんだろうが、じきに誰もが隣の者の耳に片手をあてがってひそひそとやり始めた。たしかに春子一人で出された皿の半ばを平らげていたと思うよ。それでもいっかな食い気が収まらないようで、たしかに尋常じゃなかった。食いつけないもんを食ったんで毒に中ったなんていうもんじゃないと、俺だって思ったさ。俺は慌てて春子の手を引いて転がるようにしてその場を逃げ出した。とんでもねえ噂を立てられちまったと思ったが、遅かったよ。そりゃあな、冗談のつもりで言い始めたんだろうがな、こういう悪い言葉はなんでか知らないが、枯れ野に火をつけたようにあっという間に人の口から口へと広まるんだ。……鬼だなんてな、ばかばかしいよ。そんなもんがおってたまるか。なあ、爺さん、そうだろ。もう一杯くれ、ああ、そうだ。うめえな、酒は。それでだ、それから町内ばかりか、御用にいらっしゃる御家人までが、春子の姿をそれとなく目で探し、それでいて春子を見るとまるで流行り病でも移されるとかなわんと思っているかのように素早く頭を巡らしてそそくさと用件だけ済ませて帰ってしまうようになった。ウチの中が暗く、日が差さない場所のようになった気がしたよ……。それから、俺も、親父も、お袋も、なまぐさは一切口にしようと思わなくなったね。俺はそれほどでもないが、親父とお袋は年が年だ、春子のあの食い気に当てられてなまぐさを見ると気分が悪くなるというのがほんとうのところさ。春子はどうしたかって言うのかい。春子は何も悪いことはしちゃいないさ、だから誰も春子に何か言った奴はおらんよ。自分でもあのときの食い気に相当驚いたのか、あれ以来ますます何か食いたいとかあれがほしいとか言うことはなくなって、食が細くなる一方だ。誰も言わなくても気に病んでいるんだろうな。食うもんをあまり食ってないから、頬もこけて、目の周りがくぼんできた。俺は春子が心配なんだよ。それと、それとだ。聞いてくれ、俺はこのことを考えると飲まずにはおられん。春子は、子を身ごもっているのだ。俺の子だ。けどなあ、どうしたらいいんだ。春子と俺の子であるには違いない。けどな、けど、あの子はほんとうに……その、人の子か……どうなんだ。もし、生まれてきた子が人の姿をしていなかったら、今も腹の中で育っているのが異形であったら、俺はそればかりが気になって……。すまねえ、すまねえな、爺さん。こんな話はもうやめだ、やめ。今度会ったときには、俳諧の話をきっとするからな。今日はそこからおかしな話になっちまった。悪かったよ」
「お若いのや。そんなに急いで席を立つ必要もないじゃろう。まあ、腰を下ろしなさい。こんな骨と皮ばかりの老いぼれにたんと振る舞ってくれたせめてもの礼に、ひとつためになる話をしてやろう。なに、お前さんの話はもう聞いたから、これで酒とご馳走のお代には足りているとは思うがな。儂の気持ちじゃ。長い話じゃないから、聞くといい。わかったかね、そうじゃ、悪い爺に捕まったと言うか、かかか、その通りじゃ。なあ、お前さん、ひとつ聞きたいんだがね。お前さんは、嫁さんの正体をなんだと思うかね、人かね、それとも……。何を黙る。正直に言わぬか。それを聞いてほしくて今宵は酒の友を探しておったのではないのか。言うのだ、でなければ明日も、明後日も、ずっとお前は今申した通りの話を繰り返すことになる。それが誰のためになるか。何よりお前自身のためにならん。お前の嫁にも、材木の大店にも、よくはない。わかっているか、じゃろうよ。なあ、人か、鬼か、どう思うのだね。……そうか、そうか、人と思いたいが、自分ではもうなんともわからぬと、そう言うのかね。そう思いこむ気持ちもわからんでもない。だがな、いいかね、しっかりと聞け。鬼などおらん。爺の昔話を少しばかり聞くとよい。そちらもたわごとなら、こちらとても酔うた年寄りのたわごとじゃ、そのまま忘れても結構、結構。ただしばらく我慢じゃ、よいな。その昔から、我が国には鬼だの邪だのと言われる者がそこかしこにおった。だが、それらははじめから鬼だの邪だのだったのではないぞ。蝦夷地や奥州には何百年も前から異国人が、ある者は漁に出て風と浪に流され、ある者は故郷を追われるか、新たな土地を求めて、漂い着いた。その者たちは、肌や髪の色が違う、目鼻立ちが違うと言って鬼だとされてきた。食べ物の違いだってあるだろう。儂の知る限り、蒙古の民はなまぐさを好んで食う。蒙古人がもしも長い間なまぐさを絶やして生きることを強いられたら、さあて、どうなるかな。我慢に我慢を重ねて、愛しい者の家族になろうと必死になってはみるだろうが、氏素性をどこまでも偽り続けることなどできようもない。何かの折りに、たまりたまった自分の血がざわめき、息を吹き返して、先祖の性のむきだしなるまま、病に冒されたように歯止めも利かなくなることだって、ないとは言い切れぬよな。そのような者たちが、何十年も、鬼だ鬼だと言われたら、どうじゃろう。中には、ほんとうに鬼になってしまった者もあるかもしれんわな。まあ、ともあれじゃ、お前さん、春子さんが狂ったようになまぐさを貪るようになってしまうまで我慢を重ね、耐えてきたのは、いったい何のためだと思うかね。山の暮らしを捨てて慣れない江戸住まい、食い物も喉を通らぬほどに、身が弱り細ってまでもひとつも自分の欲を口にせず、お前さんに従って日々を暮らしているのは、なあ、どうしてだと思うのだ。……この、うつけ者が!」
 老人は店の中の者たちが座布団から一寸ばかりも飛び上がるほどの大音声で一喝した。皺の間に落ちくぼんで隠れていた目がその時はじめて現れて、ぎらりと凄みを帯びて光った。すっくと立ち上がり、馳走になった、と言い、儂も故郷の食事を思い出させてもらった、ありがとう、と、またもとのぼそぼそとした口調になり、深々と頭を下げると、店を出てすぐに闇に紛れて消えた。
 男は一気に酔いが覚め、勘定を済ませると我が家に戻っていった。頭の中では、さまざまな考えが巡っていたが、どうしてもひとつところに心が戻ってくる。ふたたび、奥州の地へ向かおう。春子を連れて。子はそこで産めばいい。春子の生まれ育った地で、春子の食べたものをともに食べ、今度こそ春子のことを自分が知ろう、と。老人の青い目を思い出しながら、家路を急いだ。

-了-

※ももんじ屋とは、江戸時代に生まれた、それまであまり食べられていなかった獣肉を食べさせる店です。「ももんじ」とは毛の生えた物という意味らしいです。

|

« りんご狩りに行ってきました | Main | 秋の生き物 »

短編小説」カテゴリの記事

Comments

 mizuhoさん、こんにちは。
 一年前の拙作を読んでいただいてありがとうございます。

 暴食は、ストレスには効きますよね~。
 私も夜中にアイスとかおせんべいとか……暴食というほどではないですけれど、食べることが……。そしてチャットで言うと「また夜中に食べて!」とか言われます(^^;
 フルーチェをボウルに一杯というのはオドロキ桃の木、ももんじの木です(←そんな木はない)。
 私は大学生になりたての頃、どうしてもケーキを台つきのをまるまる一つ食べてみたくなりました。アルバイトを始めて、お小遣いに余裕ができた頃のことです。それで、小振りのを買って食べました……。う、フルーチェのボウルとどっちがカロリーが高いだろう(^^;
 やっぱりケーキ……?
 ケーキ丸ごとひとつは、食べ終わる前にかなり気持ち悪くなりましたね~。
 あたりまえですね(^^;
 今ではなつかしい思い出です。思い出だから美化されるかと思ったけれど、ますます自分がお馬鹿に思えてくるばかりです(笑)。

 あ、あれ?
 暴飲暴食の話だっけ……?
 違った。
 拙作『ももんじ屋にて』でした。
 一喝が効いたとおっしゃっていただいて、ほっとしました。
 時代物は考証とかできないので怖くてなかなか書けないのですけれど、このときはチャットでお題を出して書くという遊び(?)が流行していたので、勢いで書いてしまったようです。
 へ、変なところはなかったですか(^^;

Posted by: おづね・れお | 2005.09.18 at 12:03 AM

面白い落語を聞いている様でした。
ストレスが溜まるとたまに私も暴食します。
ええ、それは鬼のように(フルーチェをボールで1杯とか)。
でも、時は江戸。なまぐさを暴食する人はとても珍しかったのでしょう。
義父母のみならず、夫にまで、本当に鬼じゃないかと疑われてしまう嫁がかわいそうですね。
とはいえ、私も途中まで疑っていましたが。
主人公同様、おじいさんに渇を入れられ目が覚めました。

Posted by: mizuho | 2005.09.17 at 11:05 PM

改行が少なくて読みにくい話を読んでいただいて、ありがとうございます。
後半はもっとふくらみそうな感じだったのですけれど、チャットで出たお題だったので、このような形になりました。
もっと技量があれば、独白のみとか、対話のみで書けたのかも、なんて思っております。修業あるのみですね(^^;

Posted by: おづね・れお | 2004.09.29 at 01:26 AM

おもしろかったですよ!
鬼とか天狗――布教にきた異国人や、海で遭難した異国人が山中に隠れ住んでいるのを、山に入った人々が目にすると、そう見えたようですね。白人が紅潮すると赤鬼や、天狗に見える。今では笑い話のようですが、当時の人たちは、相当、恐かったでしょうね。

Posted by: いっぽう | 2004.09.27 at 05:02 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/17870/1514695

Listed below are links to weblogs that reference 『ももんじ屋にて』(十八枚):

« りんご狩りに行ってきました | Main | 秋の生き物 »